受験科目が少ない大学は受験が楽?

大学を選ぶ際、皆さんはどんなことを基準に選ぶでしょうか?大学の校風、カリキュラム、立地、または偏差値など、受験校選びで重要視するポイントは人によってまちまちだと思います。中には、「たくさんの科目を勉強しなければならないのは大変なので、なるべくなら少ない受験科目で受験できる学校がいい」という人もいるでしょう。しかし、「少ない受験科目」というポイントだけで受験校を選ぶことは、実はとても危険なことなのです。
 
まず、受験科目が少ない学校の受験には、その受験科目が本当に得意な生徒が集まります。英語であれば一般的な択一式問題はもちろん、英文読解、英作文など、その問題の模範解答に近い解答が出来るほどの実力を持った生徒が、入試において合格圏に入ってくるでしょう。もちろん自分の実力から考えてかなりランクを落とした安全校を受験する場合には、受験勉強の負担が減るので良いかもしれません。

しかし、実力相応校や挑戦校を受験する場合には、安易に「受験科目が少ない方が楽できる」という考えだけで受験を決めてしまっては危険です。よほどその科目が得意でない限り、一つのミスが致命傷になる確率が格段に高くなります。特定の科目のミスを他の科目で補えるよう、受験科目は幅広く考えておいた方が無難と言えます。

また私立大学の場合、受験科目が少ない入試形式の方が募集人数が少ないことが多いです。最近の私立大学は、一つの大学の学部・学科でいくつも入試日程を設けている場合がほとんどです。

それぞれの入試日程の募集人数を見てみると、私立大学であればスタンダードな三科目受験での募集人数が一番多い傾向にあります。本番の入試では緊張からどんなミスをしてしまうか分かりません。募集枠は少しでも多い方が、合格の確率が高くなるといえます。

さらに、受験科目を一つや二つにしぼってしまうと、受験校の選択肢も狭まってしまいます。国公立大学であればセンター試験科目で五教科七科目と二次試験で三科目、私立大学であれば三科目というのが標準的な科目数です。一生に一度の受験なので、「受験科目が足りなくて受験できなかった」と戦わずして諦めるようなことは避けたいものです。
 
 
 

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