大学受験で狙うなら国公立大学
大学受験で目標にする大学を設定する際、これまで進路についてあまり考えてこなかったためにどこを狙うのが良いか分からないという方も多いと思います。特に最近の若い世代は「夢を持っていない」「無難に安定した生活が出来ればよい」という、夢や目標という意識の薄い方が多いと言われています。
予備校で進路指導をしていても、「別に大学にいければどこでも良い」というスタンスの生徒が多かったように思います。どこでもいいのであれば、ぜひ国公立大学の受験を視野に入れていただきたいと思います。国公立大学は受験科目数が多く格別の充実感が味わえるほか、私立大学を狙う上でもメリットがあるのです。
「別に私立大学でも、十分達成感は味わえるのではないか」というご意見が聞こえてきそうですが、どうせ受験するのであれば受験科目数の多い国立大学のほうが、勉強のやり応えはあります。私立大学の一般的な受験科目は三教科、一方で国公立大学の受験では多くの場合大学入試センター試験で五教科七科目が課せられます。受験科目の中には苦手な科目も当然あるでしょう。しかし、苦手なものにでもしっかり取り組み、克服していく経験はかけがえの無いものです。
また、大学入試センター試験で満遍なく五教科受験をすることで、私立大学の選択の幅が広がります。最近では私立大学でも大学入試センター試験を利用した受験方式を設けていることがほとんどです。その受験方式には、私立大学一般入試と同じ三科目を課している方式もあれば、国公立受験者を対象にした五教科を課している方式もあるのです。この五教科方式は、私立大学専願者はまず受験できない方式なので、格段に倍率が下がるのです。
さらに、国公立大学は何と言っても学費の安さが魅力です。幼稚園から高校卒業までの間、さらに大学受験にかかる費用など、子供を育てるのにはお金がかかります。学費の安い国公立大学に進学することは、これまで金銭的に負担をかけてきたご両親へのせめてもの親孝行になることでしょう。
